もりあや徒然日記

多趣味でいろいろなことに挑戦しています

保育士試験 実技試験

2019年前期試験を受けてきたので振り返りをします。

 

前期の筆記試験が落ちたものだと思い込んでいたため

結果通知が来てから本屋で実技試験の対策本を買いました

選んでいた科目は音楽と言語

音楽表現は年によって課題が変わるため、

その年の本を買わないと意味がありません

言語はお話の入れ替えは少ないために、選ぶお話によっては

過去の本でも問題ありません

造形は課題が当日発表なので過去のもので合格のポイントを

練習してもよいと思います

 

言語と造形を選んだ人だけは古本屋で対策の本を買ってもよいですね

 

まず、音楽表現の練習です

私は昔ピアノを10年ほど習っていたためこれはあまり心配していませんでした

歌も高校時代に合唱部にいたので表現力や活舌の良さは問題ないはず

ヤマハのグレード試験で伴奏付けやアレンジも練習していたため

数回弾いて終了

念のためYOUTUBEで弾き語りをみてよさそうなアレンジや前奏を

参考にしました

 

今まで楽器をやってこなかった人には難易度が高いと思います

音楽教室で実技試験用のレッスンをやっているところがあるようなので

そこに通うことをお勧めします

伴奏は単音でも良さそうなので独学で練習する場合は

簡単すぎるくらいにしておくと本番緊張していても歌いきれると思います

 

次は言語表現

これは3分間のお話をカンペなしでしないといけません

記憶力に自信がなく、3歳児に向けた話し方がわからない私は

対策本の合格者の台本を丸暗記しました

おむすびころりんが一番簡単そうだったのでそれにしたのですが、

おじいさんが1回目でおむすびと一緒に穴に落ちてしまったり

穴の中にねずみではなくうさぎを登場させてしまったり

暗記が適当なせいで練習をするたびに変な話を作ってしまっていました

毎日1時間ほど読み続けた結果なんとかストーリーを創作せずに

読めるようになりました

 

暗記の後に待ち受けていたのは時間制限

普通に読んでみると1分半ほどで読み切れてしまいます

特に忘れちゃいけないとプレッシャーがかかっていると

どんどん早くなっていってしまいます

そこで考えたのが、すべての出来事に身振り手振りを入れること

お話が飛んでもそれで内容が思い出せ、スピードもゆっくりにできます

2019年の試験から身振り手振りはOKになったそうなので運がよかった

それからは3分前後をキープできるようになりました

 

そして本番

当日の朝に忘れかけていた音楽表現の復習をして

行きの電車の中で1時間ほどお話の練習を口パクでしました

スマホのストップウォッチを使いながら

(画面は見ずに終わったときに時間を見るのがポイント)

時間の感覚をつけていきました

 

会場で初めに自分の試験時間と順序の発表があります

オリエンテーションの時に表がもらえるので時間と場所を確認しました

それまでは自由なのでひたすら練習です

部屋の前で本人確認をされつつ前の人が部屋に入って出てくるまでが一番緊張しました

 

言語表現は

にこやかに、ゆっくりと身振り手振りを交えつつ大きな声でお話できました

と本人は思っているのですが、なぜか30秒ほど時間があまってしまいました

ひたすら園児を模した椅子の間をにこにこ見つめて秒数をカウント

恥ずかしかった

 

音楽表現は自信があったので、大げさなくらい声も伴奏も抑揚をつけて演奏できました

しかし、本番は何があるかわからないですね

伴奏を間違えて思いっきり不響和音が・・・

スルーすればよかったかもしれませんが慌てて止めてしまったので

弾きなおしたはずがまたもや音を外して大変

諦めてそのまま歌い切りました

 

思わぬミスをしてへこんで家に帰りました

自分の順番が終わればそのまま自由解散になっています

ネットで過去の合格率を見ながら少しくらい失敗したって

8割が受かる試験なんだからと自分を慰めつつ

内心結果が出るまで不安でした

 

肝心な結果はというと

音楽表現 49

言語表現 45

ともに9割の得点を取って合格でした

 

これから実技試験を受ける人や受けた人に一言

言語で時間が余っても、音楽で間違えて弾き直した上に間違えても合格できます

にこにこと大きな声でやさしくが一番大事なのではないでしょうか

 

ちなみに保育園で働く予定は今のところありません

小児科病棟に配属されたり、近所の子供と接するときになにかしら活かせたらいいかなと思っています