アルコール依存症
アルコール依存症の公演を聞いたのでメモ
間違っている個所があるかもしれないので、情報を使用する際には調べてください
週に1回以上60g以上の飲酒をするような人をアルコール依存症という。
アルコール依存症の人のうちで治療を受けているのは20%ほどに過ぎない
ほとんどの場合家族に連れられてしぶしぶ受診
治療としては完全な断酒が必要とされてきた
10年断酒をしていても1回の飲酒で依存症に戻ってしまうことも
適量を飲むことは難しい
初めは減酒を目標としてできなかったら禁酒
というのが患者さんにとってとっつきやすい
一方で依存症とまではいかないが多量飲酒の人は減酒が目標とできる
治療法は現在認知行動療法が主流
しかし薬も存在する
認知行動療法では専門家がいないと行いにくいが薬を利用すれば
専門以外の医師にも治療がしやすくなる
アルコール依存症の人がアルコール依存について治療を受けているのは
先ほどもあったように20%だが、ほかの問題で医療機関を受診していることは多い
その受診時に内科などで一緒に治療できる可能性を薬は秘めている
断酒に現在使用されている薬は
第一選択:アカンプロサート
肝障害があるため服用期間は原則6か月
第二選択:ジスルフィラム、シアナミド
シアナミドは特に肝障害のリスクがあるため定期的な血液検査が必要
そもそもアルコール依存症の人は薬のアドヒアランス(服薬順守)が悪いため
アドヒアランス向上が重要
減酒を目標とする人は
ナルメフェンが治療薬としてあるが現在では臨床使用は認められていない
心理行動療法も併用する
社会復帰をするためにアルコール依存症の治療は必要